@article{oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:00005613, author = {ストーン, ポール and Stone, Paul and Kershaw, Matthew and Brinham, Asa}, issue = {21}, journal = {言語 文化 社会, Language, Culture and Society}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本稿では、相互作用能力(Interactional Competence, IC)の観点から既存のEFL 教材について検討することを目的として行ったプロジェクトについて報告する。本プロジェクトの目的は、日本の大学で現在使用されている教科書が、IC の向上を主な目的とする授業において、どの程度有効であるかという点について分析することにある。ひいては、今回の研究結果が、学習者のIC 向上に関心のある教師が授業に適した教科書を選択する際に有用な情報となることを期待している。会話分析(CA)の分野での研究は、IC が具体的にどのようなものであるかを説明する上で大いに貢献してきたといえる。そこで、相互作用に関するCAの記述に基づいてルーブリックを作成し、それを用いて、日本の大学の授業で現在使用されている4 つの教科書の分析を行った。この分析では、会話の例、話し方の戦略、様々な種類のアクティビティなどに焦点を当て、これらがIC アプローチとどの程度一致しているのかを調査した。その結果、教科書において、CA 研究の結果と合致するような会話の例は、あまり見受けられず、IC についてもほとんど注意が払われていないということが判明した。一方で、教科書中のアクティビティに関しては、CA を理解している教師であれば、学習者のICを向上させる上で容易に応用可能であるということが明らかとなった。}, pages = {113--138}, title = {教科書における相互作用能力の分析}, year = {2023}, yomi = {ストーン, ポール} }