@article{oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:00005524, author = {ストーン, ポール and Paul, Stone and Asa, Brinham}, issue = {20}, journal = {言語 文化 社会, Language, Culture and Society}, month = {Mar}, note = {application/pdf, Covid-19 の影響により授業が突然オンラインに移行することとなり、教員と学生の両方がその新しい学習方法に迅速に適応しなければならない状況になった。本稿ではそのような状況の中で大学の英語コミュニケーションクラスにおいて、日本人大学生がオンライン上でビデオ討論をする際に、そこでどのようなことが起きていたのかを調査した結果について詳述する。学生がZoom の「breakout room」で英語による会話にどのように参加しているかを詳細に把握するため、討論に参加している様子を録画し、その後、会話分析の手法を用いてその録画データの分析を行った。 分析の結果、学生がオンライン上で同時に会話に参加する際に次のような問題が生じていることが分かった。具体的には(1)話者交替のタイミングをどのように正確に知るか(2)次に誰が話すべきかをどのようにして理解するか(3)他の参加者の身体動作の意味をどのようにして理解するかの3 つであった。学生たちの中にはこれらの問題に対処するため、次に示すような対応を行った学生がいたことが分かった。(1)話者交替を容易にするためウェブカメラを注視する(2)身振り表現を使って発話の重複を回避する(3)話者交替の際に次の話者を口頭で指名することの3 つである。この研究によってオンラインでの英語によるビデオ討論を行う際に生ずる問題点が明らかになった。また、そのような問題が生じているにもかかわらず、学生たちは討論に首尾よく参加できていたことも明らかになった。}, pages = {1--29}, title = {Zoomでの学生ディスカションにおける話者交替}, year = {2022}, yomi = {ストーン, ポール} }