WEKO3
アイテム
コソ已然形節から逆接コソスレ節へ
http://hdl.handle.net/10959/00005213
http://hdl.handle.net/10959/000052139ab9f9c0-c4a2-4e10-8ca5-9a383f826e72
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2019-06-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | コソ已然形節から逆接コソスレ節へ | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | コソ イゼンケイセツ カラ ギャクセツ コソスレセツ エ | |||||
言語 | ja-Kana | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | From clause "Koso" and Izenkei (Word form as realis) to clause "Kososure", "Kosoare", and "Kosonare" | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
江口, 匠
× 江口, 匠× Eguchi, Takumi |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿では、現代日本語共通語に見られる逆接表現形式「こそすれ」「こそあれ」「こそなれ」(併せてコソスレ類)の実態と成立について考察した。これらは古典語コソ已然形節の残存形式とされる程度で、一部の方言研究を除けばほとんど研究されていない。 結論は以下の6 点である。①コソスレ類の前接語には生産性が十分に見受けられる。②コソスレ類を含んだ従属節(コソスレ節)はテンス・ムード・丁寧さが主節述語に依存している点で、いわゆる「南モデル」のA 類に相当する。③コソスレ類は2 用法に分けられ、主節事態内容⊃コソスレ節事態内容であり、ノニに置き換えられない「補強型」と、コソスレ節と主節とに時間的前後関係があり、ノニに置き換えられる「想起型」とがある。④コソスレ類を含んだ文(コソスレ文)の文類型は平叙文だけでなく、「反語」「確認要求」も現れる。⑤古典語コソ已然形節とコソスレ節の統語構造は異なっているため単純な古典語の残存とは見なせず、コソスレ類は連語的な接続助詞に位置づけられる。⑥古典語コソ已然形節には見た目上の「こそすれ」「こそあれ」が存在するが、特に例数の多い「こそあれ」を一つの形式として再分析し、さらに類推によって「こそあれ」を「こそ+動詞已然形」として拡大解釈し、形式動詞「する」の利便性から「こそすれ」が多く用いられていったことが想定できる。 | |||||
書誌情報 |
ja : 学習院大学大学院日本語日本文学 en : Gakushuin University Graduate School nihongo-nihonbungaku 号 14, p. 21-46, 発行日 2018-03 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻 | |||||
言語 | ja | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 13499386 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12047335 | |||||
フォーマット | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |