@article{oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:00004825, author = {ポール, ストーン and マシュー, カーショー and Paul, Stone and Matthew, Kershaw}, issue = {18}, journal = {言語 文化 社会, Language, Culture and Society}, month = {Mar}, note = {application/pdf, この論文では、授業におけるタスクの反復と学習者自身がパフォーマンスの振り返りと分析を行う過程が、学習者の相互行為能力(Interactional Competence, IC) を向上させるかを調べるプロジェクトについて報告する。目的は、学生が授業ディスカションにおけるIC をより理解できるような教材をデザインし、学生に自分自身の対話行為を向上させる機会を提供することである。以前に提案されていたCommunicative Competence は個人が保有している能力という前提があった。一方で、IC というのは相手との関わりの中で、会話に参加し、行為を遂行していく能力のことである。IC は文脈によって違うものなので、一つの場合に適当なIC も、他の場合においては、異なることもありうる。授業におけるディスカションでのIC は、実際にどういうものかを見せるため、熟達した英語の話し手がディスカションを行う場面を録画した。そして、学習者も熟達したスピーカーと同じトピックでディスカションを行っている場面を録画した。研究者が作成した教材を使用し、学習者は熟達したスピーカーのビデオを分析し、自分自身のパフォーマンスと比べた。この教材は、学習者が熟達したスピーカーの使用する特定の表現に注視して、その表現が相互行為能力において何を達成しているかを問う。また、学習者に学習の短期的な目標を書くように依頼し、もう一度同じトピックでディスカションを行った。この論文では、学習者達自身が集中した一つの特定の実践活動である、「言葉探し」という実践に焦点を当てる。会話分析を使用して、学習者の対話を分析すると同時に、熟達したスピーカーを録画したディスカションも分析した。1回目と2回目のディスカションにおける「言葉探し」がどの様に異なるかを示し、それだけでなく、熟達したスピーカーの対話における場合も比較した。2回目の対話に学習者が「言葉探し」の実践を開始する量は上がったが、他よりも上手くいかなかったと判断されうるケースもあった。最後に、プロジェクトの教育的な意味について討論した。}, pages = {43--70}, title = {Task repetition : Opportunities for learning and development}, year = {2020}, yomi = {ポール, ストーン and マシュー, カーショー} }