@article{oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:00004819, author = {安部, 清哉 and ABE, Seiya}, issue = {18}, journal = {人文}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本研究では、これまで公開されてこなかった京都大学文学研究科図 書館所蔵本(略称:京都大学本)「篁物語」の影印(複写)を全文掲 載する。併せて、その最末尾文(一文)の直前にあるおよそ二文字分 の空白について、その諸本系統上、および、本文書承上の意味につい て考察する。その結果、空白のある「末尾有空白系統本」(=水戸彰 考館本甲本と同乙本、京都大学本=「篁物語」)は、空白のない「末 尾無空白系統本」(=承空本、宮内庁書陵部本=「小野篁集」)よりも、 古形態を留める写本である可能性が高く、また、「有空白系統本」は、 「無空白系統本」の承空本(鎌倉後期書写)よりも古い段階である鎌 倉中期以前の形態を保持した写本である可能性がある、という解釈を 提示する。}, pages = {197--234}, title = {京都大学文学研究科図書所蔵本「篁物語」(影印)とその“末尾有空白系統本”の古態性}, year = {2020}, yomi = {アベ, セイヤ} }