@article{oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:00004816, author = {外山, みどり and 藏本, 知子 and Toyama, Midori and Kuramoto, Tomoko}, issue = {18}, journal = {人文}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 従来の帰属理論では、成功・失敗後の感情反応は、その経験に対してどのような原因帰属がな されるかに依存すると想定されてきた。しかし過去の成功・失敗経験を因果的に回顧することは、 それ自体、後の感情や評価に影響を及ぼすと予想される。本研究では、因果的思考を行うこと自 体の効果と帰属の内容が及ぼす効果の両方を検討した。また感情反応としては、成功に対するネ ガティブな反応や失敗に対するポジティブな反応にも焦点を当てた。方法としては、大学生の参 加者に過去の達成場面での成功・失敗の経験を想起し、そのいずれかに対して原因帰属を行うよ う求めた。1 週間後に同じ経験に対する感情や評価を尋ねたところ、失敗経験については、原因 帰属を行った場合にネガティブな感情反応の程度が低かった。また失敗の原因を努力に帰属した 参加者は、他の要因に帰属した参加者に比べ、失敗に対するポジティブ反応が多かった。成功経 験については、帰属の有無やその内容は後の反応に影響を与えなかった。}, pages = {101--115}, title = {因果的思考が過去の成功・失敗に対する反応に及ぼす影響}, year = {2020}, yomi = {トヤマ, ミドリ and クラモト, トモコ} }