@article{oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:00004813, author = {中野, 春夫 and Nakano, Haruo}, issue = {18}, journal = {人文}, month = {Mar}, note = {application/pdf, 本論の対象は『マクベス』の「3 人の魔女(Weird Sisters/Three Witches)」1)など、17 世紀初め のロンドンの舞台上で歌って、踊り、呪った魔女たちである。「きれいは汚い、汚いはきれい (Fair is foul, and foul is fair)」という「3 人の魔女」の摩訶不思議な台詞や大釜煮込み、さらには ミドルトンの『魔女』におけるヘカテの宙乗りやベン・ジョンソンの『女王たちの仮面劇』での 12 人の魔女の合唱など、登場人物としての魔女たちを一躍有名にしたものはどこからどう生ま れたのだろうか? 本論は娯楽文化史という新たな脈絡から、17 世紀初めの芝居小屋で魔女の 娯楽性が発達していく過程を検証してみたい。 キーワード【英国ルネサンス演劇、魔女表象、シェイクスピア、娯楽文化史、トマス・ミドルトン】 1)「三人の魔女」にかんする従来の論点  第1 フォリオの『マクベス』テクストには第3 幕第5 場35 行および第4 幕第1 場43 行の ト書きに断片的な謎の小唄が存在する。第1 フォリオはその歌詞について出だしのリフレイ ンだけを示し、それ以外の部分は「などなど(etc)」で省略している。}, pages = {39--56}, title = {エリザベス朝演劇レヴュー、「魔女」の娯楽性の生成}, year = {2020}, yomi = {ナカノ, ハルオ} }