{"created":"2023-07-17T05:29:00.638779+00:00","id":2002564,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"c19aa206-a67d-49b1-8255-88f6e7502bac"},"_deposit":{"created_by":15,"id":"2002564","owners":[15],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"2002564"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:glim-re.repo.nii.ac.jp:02002564","sets":["1253:135:141:1689567758620"]},"author_link":[],"item_10006_date_granted_44":{"attribute_name":"学位授与年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_dategranted":"2023-03-09"}]},"item_10006_degree_grantor_42":{"attribute_name":"学位授与機関","attribute_value_mlt":[{"subitem_degreegrantor":[{"subitem_degreegrantor_language":"ja","subitem_degreegrantor_name":"学習院大学"}],"subitem_degreegrantor_identifier":[{"subitem_degreegrantor_identifier_name":"32606","subitem_degreegrantor_identifier_scheme":"kakenhi"}]}]},"item_10006_degree_grantor_49":{"attribute_name":"学位授与機関(英)","attribute_value_mlt":[{"subitem_degreegrantor":[{"subitem_degreegrantor_language":"en","subitem_degreegrantor_name":"Gakushuin 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MUSEUM蔵)の二作例と同一の場面選択、近似する図様を持っている。このことによって、『土佐派絵画資料』はとりわけ光則の新図様を、『住吉家粉本類』は全図を継承するために用いられてきたことが明らかとなった。\n(六)光則以後の絵師たち\n第十一章では、光起が絵所預に復帰することによってやや停滞を見せる土佐派源氏絵画業を住吉派が独自の様式も確立しながら継承する流れを論じる。如慶は土佐派源氏絵を継承する一方で、新たに絵画様式や図様の展開を試みている。室町期の白描絵巻や光則の白描作例、さらには行事絵や縁起絵など、多岐に亘る画業の蓄積を源氏絵制作に反映させ、淡彩源氏絵を確立させた。一方、光起の源氏絵は場面選択や図様の大部分が光則源氏の踏襲であり、如慶のような真新しい展開は認められない。しかし、光起源氏の功績は、如慶が新たに展開した淡彩源氏絵に対して、伝統的な土佐派の彩色源氏絵を継承したことにある。光起は再び華やかな王朝イメージに立ち返るように、装束や室内調度、庭の情景の表現に関心を寄せている。\n(七)古典文学復興における古典と絵画\n最後にあたる第十二~十四章では、源氏絵制作とも強固な繋がりが看取された古典文学復興における古典文学と絵画化という議論を立ち上げる。『源氏物語』と二大古典文学を誇る『伊勢物語』及び伊勢絵に着目し、なかでも「伊勢物語御歌かるた」の図様形成におけるイメージソースを頼りに時代を遡って伊勢絵図様の検討を試みた。『伊勢物語』の和歌を中心とした断片的なエピソードを集めた物語構成は、物語絵よりも歌絵としての側面が強く、長編の物語ほどに解釈の余地が生まれない。よって図様の定型化はより強固となることが明らかとなった。\n\n以上、本論文は、土佐派・住吉派源氏絵の作品研究を起点に各絵師に見られる源氏絵制作の在り方、及び近世源氏絵体系を理解し、近世やまと絵における古典文学の絵画化を論ずるものである。扇面・色紙という作品形式に焦点をあて、源氏絵図様の定型と新創出の中心であった土佐派源氏絵色紙の現存最初期の作例から近世までの作例を、時系列で検討を重ねてきた。とりわけ、土佐光吉が図様の定型を整理体系化することによって周縁にはじかれた図様群に注目し、光則や如慶といった次代のやまと絵師たちがそれらをいかに活用したかを検討した。しかし、源氏絵作例は数多く、作例の新たな報告も相次ぎ、検討すべき作例は数多く残っている。今後も引き続き作品研究と相互比較による位置付けを課題とし、各時代における古典文学と絵画制作の在り方を研究課題としたい。","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10006_description_32":{"attribute_name":"フォーマット","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"application/pdf","subitem_description_type":"Other"}]},"item_10006_dissertation_number_45":{"attribute_name":"学位授与番号","attribute_value_mlt":[{"subitem_dissertationnumber":"32606甲第317号"}]},"item_10006_version_type_33":{"attribute_name":"著者版フラグ","attribute_value_mlt":[{"subitem_version_resource":"http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85","subitem_version_type":"VoR"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"open 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